点数を上げる方法

端的に言うと、暗記すべきことから逃げないということです。化学なら無機や高分子の分野などがそれに該当します。数学や物理のようにロジカルに考えることで点数が上がりやすい科目とは異なり、地道な暗記が点数に反映される科目(社会なども該当します)で満点近く取れるようにすると、一気に総合点が上がり合格ラインを上回る場合もあります。自分の勉強の進め方、得点プランなどを今一度考え直してみて下さい。

基礎固めの期間について 〜大学受験〜

まず、私は凡人なので凡人向けの考え方であることを前提とします。

私が考える基礎とは、端的に言えば教科書に書かれていること、掲載されている例題くらいのレベルのことを意味する。これは一見すれば楽勝だと考えるかもしれないが、100%の状態にまで底上げするのは案外大変で時間のかかる作業である。例えば、数学なら数学I,A,II,B,IIIの5冊もある(私が受験生の頃は数Cは無かった)これを言語化して説明可能な状態まで持っていくとなると、数ヶ月はかかるかもしれない(私はそれくらいかかった)理系ならまだ理科2科目分あるため、もっと時間はかかることが予想される。そのため、基礎を仕上げる期間は短くても3ヶ月は用意しておこう。中には演習で徐々に基礎を仕上げる方もいるが、それで仕上がるならその方法でも良い(ただし、計算が合うことと基礎力があるのは別物であることを忘れないように。例えば、部分積分の公式はどうしてあの形なの?と言われて未修の人間に理解させるだけその場で言語化できないのに、部分積分の計算は出来てしまう人が一定数いる。)

とにかく私のやり方であっても、あなたのやり方であっても、基礎に重きを置く期間はしっかり取ろう。私のような凡人なら、なおさらである。

参考書の選定について 〜大学受験〜

まず、今使っている参考書で満足できる成績を取っている人はそのまま突き進んで欲しい。きっと大丈夫。今回は上手くいっていない人へワンポイントアドバイスを送りたい。それは、一度立ち止まって自分のことを馬鹿だと考えよう、というものである。(詳しくは私の1番最初の投稿を見て欲しい。)成績が芳しくない人の一つの特徴として、自分のことを平均より頭が良いと思っており、同じ志望校の人がやっている参考書を周回する傾向がある。その思い込みは悲惨な結果になるかもしれない。一度冷静になり2週間〜1ヶ月ほど主要科目の基本を固めるのに時間を使うと良い。

勉強計画のコツ

勉強時間には魔力がある。多いと勉強をやっている気分になれるし、少ないと焦燥感を感じる。しかし、勇気を持って一度立ち止まってみよう。目的を見失っていないか。勉強時間で勉強をマネジメントするのではなく、勉強量で自分の勉強をマネジメントをするのがオススメである。そして、もう少し言うと、1日の終わりに勉強の反省をする時間を少しでも良いから取ろう。その際に意識するのは、今日の勉強で昨日より1点多く取れるようになったか否か、を考えてみるだけで良い結果に繋がりやすいと思う。

医学部面接について (小話)

ネットなどの「圧迫面接だった」などの情報に振り回されている状態は避けましょう。

無意味です。面接落ちより筆記落ちの方がはるかに多いですし、面接を気にしてる人の多くは筆記の点数が上振れすれば合格出来る程度の状態が多いです。調べる前に勉強して筆記の点数を上げた方が良いです。